第6回 ゆる・ふぇみカフェ
ゆる・ふぇみカフェは、研究者・ライター・アクティヴィストなどのトーク、アートや演劇、音楽、フリマを集めた領域横断ジェンダー×カフェイベントです。
民族や障害、仕事が不安定なこと、セクシュアリティなど、他のテーマとジェンダーをつなぎ、それぞれの人が自分らしく生きる力を引き出す、創造的で新しいフェミニズム空間を提供します。
フェミニズムという言葉が今よりもっと嫌われていた2014年にスタートしたゆる・ふぇみカフェは、「手をつなぐ前に、知り合おう」をモットーに、多様な人をつなぎ、インターセクショナルなフェミニズムを生み出すイベントを開催してきました。
2021年、配信と会場を組み合わせた新たな形で、アーツ千代田3331で再び開催します。
あなたのフェミニズムと出会いに、いらしてください。
日時
2021年10月23日 (土)
会場 14:00開場 14:30開演
ライブ配信:14:30〜18:00 ※時間は現場の状況により、多少ずれることがあります。
※後から配信有
※オンライン参加の方には、当日開始30分前までに配信URLをメールでお送りします。
オンライン展示期間 10/23~11/6(2週間)
場所
アーツ千代田3331&オンライン配信
※会場参加・オンライン配信参加どちらもお選びいただけます。オンライン配信を選ばれた場合、会場で展示されている作品については2週間の間オンラインのバーチャル展示空間でご覧になれます。会場にいらっしゃる方は、会場の展示をお楽しみください。
参加方法
・会場での観覧
・オンライン配信
からどちらかを選択
料金
学生 2500円
一般 3000円
早割(10月10日までにお申し込みの方)2500円
※ゆる・ふぇみカフェの姉妹団体、ふぇみ・ゼミの関係者の方には下記優待価格でご参加いただけます。
2021年ふぇみ・ゼミU30受講生&2021年ふぇみ・ゼミ寄付者は2000円
2021年ふぇみゼミパスポート・ふぇみ・ゼミに30000円以上の寄付の方はご招待致します。
割引コードを発行致しますので、お問合せ下さい。
出演者
みょんふぁ 女優・司会・ナレーション・翻訳
【朗読】
2014年度文化庁在外研修で韓国国立劇団にて韓国デビュー。2017年第9回小田島雄志翻訳戯曲賞授賞。
一人芝居やプロデュース公演も行い、日本国内のみならず、日韓合作の舞台やドラマ、映画でも活躍。2020年ゆうばり国際映画祭にて出演作品「湖底の空」がグランプリ受賞。日韓の戯曲を翻訳し、両国に紹介。翻訳戯曲30作品以上。また韓流スターを目指すタレント育成にも尽力する。2019年、『SORIFA』設立。現在、映画『国民の選択』『湖底の空』が全国上映中。NHK『ドラマ10』に出演中。
朗読絵本「花ばあば」(クォン・ユンドク作、2018、ころから)
FUNI ラッパー、詩人
【ライブ】
2004年ユニット「KP」としてメジャーデビュー。
2010年に音楽から離れ、IT企業を立ち上げたが、
2015年に音楽界に復帰。世界各地を移住しながら楽曲制作。
磯部涼の「ルポ川崎」をきっかけに、
2019年にNHK「ノーナレ」の「川崎サウスサイドラップ」回に出演。
毎日新聞のオンラインイベント「にほんでいきる」に出演。
少年院や、朝鮮学校、外国にルーツのあるこどもたちにラップワークショップを開催。
ライブ:routes more than roots
UG(うぎ) シンガー
【ライブ】
まっすぐに届くパワフルな歌声でジャズ・シャンソン・R&B・K-popなど幅広いジャンルをカバーするシンガー。だれもがいきいきと生きられる世界を目指し、ブルースに根ざした歌を歌う。2017年、川崎市で”Jazz for Human Rights~差別のない川崎をめざして~”を主催。在日朝鮮人3世。
ライブ:Jazz for People
原田上総 ギター
【ライブ】
高校生よりギターを手にしRock、Blues、R&Bのバンド、セッションに参加後、上京しJazzのフィールドで活動を開始。これまでにギタリスト、まつだゆうき氏、井上博氏、橋本信二氏に師事。
現在Jazz,Bluesを軸に、自身のグループやソロ、サイドメンでの
演奏活動、レコーディングへの参加に加え、インストラクターとして後進の指導にもあたる。
2017年2019年ギブソンジャズギターコンテストファイナリスト。2020年にはアコースティックギター1本で録音したファーストソロアルバムStars fell on my guitarを完全自主制作でリリース。
木瀬貴吉 ころから代表
【トークセッション】 木瀬貴吉(ころから代表)×申明浩(絵本研究者) 聞き手:河庚希
1967年滋賀県生まれ。早稲田大学第二文学部中退。1991年からNGO「ピースボート」スタッフに。その後、地域紙の編集などを経て、2013年に出版社「ころから」を創業。絵本『花ばぁば』をはじめ約60点を刊行している。ほかに『草 日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー』『九月、東京の路上で』『9/11レポート』などを手がける。JリーグFC東京のサポーター歴は20年。
申明浩 絵本研究者
【トークセッション】 木瀬貴吉(ころから代表)×申明浩(絵本研究者) 聞き手:河庚希
韓国生まれ。1986年来日。武蔵野美術大学院では視覚伝達デザイン専攻。東京大学大学院超域文化研究科で表象文化研究科専攻、博士過程単位習得満期退学。
韓国では新聞社でのデザイン仕事、日本では広告会社でデザイナとして勤める。
著作
1992 『絵本の世界-視覚表現の発達の可能性』啓蒙社(韓国初の絵本理論書)
2009年『絵本の世界―改訂版』キムヨンジュニア社
YouKey/鄭優希(ちょん うひ)
アーティスト・トーク&展示
・YouKey/鄭優希(ちょん うひ)
アーティスト/アクティビスト
作品名:
・「しもん Oh!夏」
・「Fingerstars」
プロフィール:
1994年、在日朝鮮人二世の両親のもとに生まれる。小学校は朝鮮学校、中高時代は韓国学校ですごす。かつて母が“帰国”を望んだ北朝鮮と父の憧れたアメリカの大きな存在を影に感じながら、日本・韓国社会の中で自分が在日コリアン三世として抱かざるを得なかった違和感を頼りに活動する、ノンバイナリーのアーティスト/アクティビスト。「収容ではなく安心安全な暮らしを」「UPLINK Workers' Voices Against Harassment」などで活動中。
登戸クィアハウス アーティスト/電話相談員/アート系で働く人
アーティスト・トーク&展示
芸術系高校で彫刻を専攻した後、大学で心理学とジェンダー・セクシュアリティ研究を学ぶ。新卒で一般企業に入社するが、半年で退職。
現在はパートタイム勤務の傍ら、現行の制度や自身の持つ特権への批判的視座や、クィアな関係性から生まれる機微などをテーマに作品制作を行っている。
参加型のインタラクティブな作品や、同居人や参加者と共同制作し、関係性の中で紡がれていく作品のスタイルが特徴的。
12月に個展を開催予定。
作品名:ハニワタイワ ー違和の中で対話するー
「からだが気になる編」
「アイデンティティ迷走編」
「架橋編」
米田麻衣 ハイナンnet 中国海南島日本軍戦時性暴力被害者の声を伝えるネットワーク
アーティスト・トーク&展示
大学生の頃に戦後補償運動とジェンダーに興味を持ち、同年代の若いメンバーが集まるハイナンNETの活動に参加。ハイナンNETの当時の主な活動は「最後のイアンフ裁判」とも呼ばれていた、海南島日本軍戦時性暴力被害の裁判支援だった。
2001年の提訴から20年の今年、原告の女性たちの声を直接聞いた者として、彼女たちの訴えと闘いをより多くの人に伝えたいという思いから、新作「ガウディエン海南阿婆」を制作中。
展示
YouKey/鄭優希
「しもん Oh! 夏」「Fingerstars」
登戸クィアハウス
「ハニワタイワ ー違和の中で対話するー」
(からだが気になる編、アイデンティティ迷走編、架橋編)
米田麻衣
「ガウディエン海南阿婆」
※会場で展示されています。どうぞライブの前後にご覧ください。
オンラインでお申し込みの方にはバーチャル鑑賞空間のURLをお伝えします。
スタッフ 舞台監督 森下紀彦 音響 入倉幸司 映像オペ 文玉仙 映像制作・配信 一聡舎 企画・制作 熱田敬子、伊勢さち子、梁永山聡子 <運営> ゆる・ふぇみカフェ運営委員会 |